2015年11月22日日曜日

「神戸開港150年 記念事業実行委員会 第3回実行委員会」でプレゼン! 2015/11/16

電車が遅れぎりぎりに到着。アクシデントにも見舞われ不安な気持ちが表情に。
となりのおじさんはだれ!?

 会議直前までは、和やかな雰囲気が室内に漂っていました。しかし、時間が経つにつれ委員の方がひとりまたひとりと席につかれ、緊張と不安な気持ちがどんどん高まっていく…。そんな応援団の様子を見かね、たくさんの方が声をかけてくださいました。「ブログいつも見てるよ!」といううれしいお言葉。「学生さんは失敗してもいいからおもいきりやれ!わたしら失敗したらクビやけどな!」など励ましているのかビビらせてるのか???のお言葉もいただきました。
 わたしたちが作っているブログについての感想を直接聞いたことがなかったので、生の声が聞けたことが嬉しかった。 

会議が始まる前、本学の岡田学長と記念写真に収まる余裕の西村くん。
その頃、わたしは三宮の街を走っていたのだ。


そして気がつけば、久元喜造神戸市長、神戸国際コンベンション協会会長、神戸経済同友会代表幹事、神戸港振興協会会長…と神戸の各界のトップの皆様が勢ぞろい。そう、神戸学院大学の岡田学長も。





「キンコンカ~ン♪」の鐘の音とともに  
久元神戸市長が議事を進行させていく。


 お昼やすみの終わりを告げる鐘の音とともにはじまった「第3回神戸開港150年記念事業実行委員会」。議事が粛々と進められた後、コンペででお仕事を獲得された神戸新聞社・神戸新聞事業社・電通の共同事業体のみなさまのプレゼンがスタート。内容についてはお伝えすることは差し控えますが、「それ、わたし行きたいっ!」というものもあったりして。そして、質疑応答の最後、「過去・現在だけでなく、未来にも繋げるように盛り上げていきたい」という共同事業体のプレゼンテーターの言葉が印象的でした。落ち着いている、説得力がある、なにを聞かれても動じない….やっぱりプロ!と感心している場合じゃない。次は私たちだ!
   

 会場に緊張が伝わらないよう、落ち着いてプレゼンすることを心がけました。
 プレゼン終了後、大きな拍手をいただき、安心感とともに体の力が一気にすっと抜けるのを体感しました。
 あのあこがれの共同事業体のプレゼンテーターの方からは、良い評価をいただくとともに、過去にどのような経緯で神戸港が築き上げられたかをさまざまな視点でもっと学ぶべきなどの厳しいご指摘もいただきました。
 プレゼンを終えて、反省点や改善点も多々ありましたが、その改善点を見つけることができ、次に繋げていきたいと思いつつ、帰路につきました。

レポート:柴原都




秋雨降るメリケンパークでアートと戯れる 2015/11/17

 神戸ビエンナーレ2015の開催期間もあとわずか、これは見逃すまいとメリケンパークに向かいました。

 モトコーの古道具屋さんの店頭を飾っていたような中古スピーカーが積み上げられてたできたいような鳥居をくぐれば真っ白なテントとコンテナがお出迎え。あとは夢見心地のひととき。すでに終了した東遊園地会場の作品も幾つか移されていたので、見応えありでした!

雨の中いざ、メリケンパークへ

 元町駅で降りた私は、傘をさして雨の中メリケンパークへ向かいました。途中、お肉屋さんがあったのでコロッケを購入。ホクホクのじゃがいもの中にコロコロのお肉が入っていてジューシーな旨さが体を包みます。。。
 駅から歩いて10分ほどすると大きな港が見えてきました。メリケンパークの入り口です。人生初のメリケンパーク入りを果たしました! 



会場までの道のり、神戸港の歴史街道
 メリケンパーク内を少し散策しました。すると神戸港の歴史が書かれたパネルがたくさんありました。ここで私は初めて神戸港の歴史を学びました!

 神戸港は、今年で開港150周年を迎えます。そのような記念すべき年に学べたこともあり記憶にしっかりと刻まれ、周りに外国人の観光客もたくさんいて、神戸の多国籍な感じを身にしみて感じることになりました。
 しばらく散策した後は会場へ向かい、ついに入場です!


入場直後、目の前に広がる芸術の山





 入ってすぐに見えるのは、オブジェが4つと生花が4つ。オブジェにはなぜか、かぼちゃが乗っていました。何を感じればいいのか……。
これに限らずほぼすべての作品に紹介文と、制作過程を説明したものがあり、作品に対しての理解を深められる良い場でした。
 歴史的事件を記録した作品や亜空間へ誘う作品(記事7)、そしてビエンナーレのテーマである「スキ」を様々な表現で表した書道(記事8,9)などなど非常に多くのジャンルの作品が一挙に集められていてとても1日では見きれる量ではありませんでした!!










戦略的配置に感服

 広い館内を歩きまわって多くの作品を見て、時には体験していると案の定お腹が空いてきました……。昼過ぎ限界まで空腹になった私はさっさと見て帰ろうと思い早足で歩きまわっていました。すると目の前に…


神戸にちなんだ料理が食べられるブースがありました。
来場者がお腹をすかすと見越しての配置でしょうか、ちょうど入り口から歩き疲れたなと思う位置にあったのです。
 私は、空腹と美味しそうな香りに耐え切れず昼食はここでとりました。
神戸…港町ならではの洋食文化と日本人の舌に合う味付けがされた料理はあなたの胃袋を掴むことまちがいなしです。

1日中楽しむことのできる空間

 滞在時間は1時間と決められた中で見たメリケンパーク会場。そこは、広すぎて1時間では到底見尽くせない素敵な場所でした。
 食事ができるところもあり、港の近くで気持ちの良い潮風を感じることもできる。そんな場所で触れる芸術は格別のものになることまちがいなしです!

 11月23日まで開催しているので、次は1日ここで過ごす勢いで作品を見て回ります!
取材: 渋谷和安起

2015年11月20日金曜日

市役所に打ち合わせに行きました。2015/11/9

 
残日計に見入る海外からの旅人。あと416日になりました!


みなと神戸広報応援団は、第3回神戸開港150年記念事業実行委員会において今までの活動報告をさせていただくことになりました!プレゼンテーターは不肖わたくし西村と柴原が務めました!
 ということでまずは、11/12(木)に行ったプレゼンに先立っての下打ち合わせの模様をレポートします。



 わたしたちの広報応援団の活動についてのプレゼンを聞いていただくのは、神戸開港150年事業実行委員会の皆様。神戸市長をはじめ神戸港に関わる会社の会長や社長、わが神戸学院大学の学長と、要職につかれている神戸の港を知り尽くした人々が集う委員会とのこと。本番大丈夫かな…と不安に駆られました。
 我々の記事を県会議員の方からも読んでいただいていると聞き、驚き!これからもイイ記事を増やしていきたいです!いざプレゼン内容を説明してみるとグダグダ…。焦らなくていいからと...優しいお言葉をいただきました。まだまだ改善の余地がありそうだ。

 今後の活動の相談で、実際に我々の記事をMAPから見れるアプリが作れたらいいなぁというアイデアが出てきました。単に文だけでなく“見て、知る”ということが出来れば、我々の記事が旅行者の手助けになるかもしれません!しかし、そのためにはもっとコンテンツがいりますよね。
 短時間ではありましたが、中身の濃い打ち合わせをさせていただきました。
 しかし、こうして実際に会議すると、わずかながらでもわたしたちが神戸に貢献していることを実感します。将来の「なりたい仕事」的なものは、こういう機会を重ねることでだんだんと見えてくるものなんでしょうね。
 「夢が見当たらない」「将来何になったらいいか分からない」とかいってる学生たちに、「応援隊に入れば世界の見方が変わるよ!」とわたしは言いたい。
 事前会議はここまで!
 委員会本番は、柴原がレポートします。


会議室から神戸港が見える


取材:西村成也

2015年11月19日木曜日

トアウェストの気になるお店  2015/10/11



ショッピング街でもなんでもない都会の雑居ビルが集まったエリアのそこここにこだわりのお店が個性を競っているトアウエスト。今回は蜂蜜のお店をのぞいてみました。

蜂蜜専門店「ドラート」


 国産はもちろんのことニュージーランドやアルゼンチン、カナダなど世界各国の蜂蜜、約40~50種類の蜂蜜があります。試食させていたカナダ産のクローバの蜂蜜はすっきりとした甘さで食べやすかったです。この蜂蜜は乳製品と相性が良く、カフェオレやホットミルク、ミルクティー塗りやすいペースト状でパンにもよく合うそうです。その他にはお花の種類が違うだけで苦みがあったり、
香りがすごい蜂蜜があったりといろいろな蜂蜜がありました。蜂蜜アイス、蜂蜜ラスク、
ハチの巣などもあるので試食も楽しい! 



ドラート神戸三ノ宮店
〒650-0011 神戸市中央区下山手通3-3-1ウェルストンビル1F


             

           取材:道岡 龍

2015年11月10日火曜日

神戸北野異人館街をうろうろ 2015/10/11


坂を登りきって異人館街に着くと、まるで異国に足を踏み入れたかのな大通りが私を待ち受けていました。中国や韓国からの観光客の観光ルートになっているようで団体で訪れる観光客でごった返していました。




風見鶏の館

 この館はドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏が自邸として1904年に建てました。 北野・山本地区に現存する異人館のなかで、れんがの外壁の建物としては唯一のもので、他の異人館と異なった重厚な雰囲気をもっています。1997年に放送されたテレビドラマ『風見鶏』で異人館ブームのきっかけとなった建物として知られています。


  


異人さんたちが神戸にもたらしたスポーツ文化


 サッカーやゴルフは今ではすっかり日本のスポーツとして定着していますが、実はそれらを日本にもたらしたのは神戸に住む外国人でした。

 まずサッカー。1871年に外国人居留地で試合が行われたという記録が残っています。神戸の外国人サッカーチー ムに胸を借りて強くなったのが御影師範学校(現・神戸大学発達科学部)や神戸一中(現・神戸高校)の学生や生徒たち、彼らは全国大会で大活躍しました。そういうサッカー経験者が集まって作ったのが少年サッカークラブ(神戸FC)やヴィッセル神戸です。

 ゴルフは神戸開港(1868年)と同時にやってきたイギリス人の貿易商A・H・グルームがはじめました。避暑のために山荘を構えた六甲で、自らも斧や鎌を握り1901年に4ホールのプライベートコースを完成させたそうです。それが発展してできたのが神戸ゴルフ倶楽部です。
 そのほか、スポーツクラブやマラソンが始まったのも神戸といわれています。神戸港を窓口にさまざまな異文化が日本に広まっていきました。神戸が持つエキゾチックなイメージはこういうところからきているのですね。

<参考>
神戸謎解き散歩 大国正美 編著 新人物文庫

北山拓実

2015年11月8日日曜日

圧巻、ばら積み貨物船進水式! 2015/10/10

 川崎重工業の神戸工場にて「ばら積み貨物船」の進水式を見てきました。
進水式とは、造船において造船台で組み立てられた新造船舶を初めて水に触れさせる作業・儀式のことです。「ばら積み貨物船」とは梱包されていない穀物・鉱石・セメントなどのばら積み貨物を輸送するための船です。



蟻さんになったような
 朝、川崎重工の門の近くにいくと多くの人が来ていた。すこし肌寒く空も曇っていて天気に恵まれていないにも関わらず、人々はうきうきした表情で工場の中へと向かっていく。
 受付をすまし、船のある場所へと歩いて行く途中に大きな建物がずらりと並んでいてとても迫力があった。造船場をはじめて見た私は、あまりの大きさに圧倒されてしまった。というのも私は大きな建造物を見ると恐怖感を感じてしまうのだ、造船場は私にとって恐ろしい場所だった。
 そして船が見えてきた。予想外に大きくてカメラ初心者の私は、どのように撮ればいいのか戸惑ってしまった。人生で初めて船を間近でみて、周りの人たちと同じくうきうきしていたのを覚えている。
 進水式は10時の予定だった。私は、船尾の方へ向かい川崎重工業の関係者と思しき人達が集まっているステージの下に陣取った。





朝日に映える勇姿はまるで宇宙戦艦ヤマト 
 9時50分、開催予定10分前の会場は船のうんちくがあちらこちらで聞こえてくる。船に関して全く無知な私はそれに耳を傾けつつ写真をとっていた。ちょうどその頃、曇天だった空が船を祝うかのように太陽を出してくれた。一気に日が差し込み暖かくなる。船も雰囲気を変え、さながら宇宙戦艦ヤマトのような勇ましさを出している。

 突如、ファンファーレが鳴りスピーチが始まった。進水式の始まりである。ディズニーやジブリなど船や神戸には全く関係のないBGMが流れ一気にお祭りモードに変わった。スピーチによると、進水式後に訓練をへて実際に使われるそうだ。
 マーチングが鳴り響き、期待を高ぶらせる。船は一向に出ようとしない横浜海軍株式会社の副社長などからの花束贈呈や記念撮影が行われ、船の完成を待ち望んでいたことがわかる。
 ここで国歌斉唱、一気に緊張感が高まる。
 いよいよ、船がでる。と、おもったがまだ早かった。笛が鳴り、この船の名前が発表され大きな拍手が!



シャンパンに清められ、神戸港へと滑り出す


 二度目の笛が高らかと鳴り響く。次はなんだ…と期待と緊張が最高潮に登る。そこにボートが侵入!!式は一時中断、まだまだ焦らされる。
 ほどなくして、式は再開された。ステージの上でボタンを押されると、カコンッと音がなり、船にお酒がかけられた。そうか、これで清めるのか日本酒かな?と疑問に感じた私は近くの作業員に質問をした。すると作業員は「あれはシャンパンですよ。お祝いみたいなもんですね。」と…。私は、国歌斉唱をして国旗を掲げて日本の良い式典を感じていたのだが、ここにきて若干裏切られた気持ちになった…。
 お酒をかけられた船は、スゥーとなめらかに斜面を下って行き無事着水。船尾から紅白の帯をなびかせて旅立っていった。 



 普段は見ることができないばら積み貨物船を間近で見ることができたり川崎重工の工場に入れたり大満足だった。特に良かった点は、事前に船のことを調べておかなくても作業員に質問すればきっちりと答えてくれるところだ。次は1月3日に開催するとまで教えていただけた。また次回、行こうと思える素晴らしい式典だった。

取材: 渋谷和安起

2015年11月5日木曜日

トアウェストカメラ歩き旅 2015/10/11

 トアウエストに行くのは初めて。名前を聞くのも、場所もどこにあるのかわからないままワクワクドキドキの遠足のようでした。トアウエストを知らないあなたに、少しご紹介!


トア・ウエストって?
 北を山手通り、東をトアロード、南をJRや阪急、西を鯉川筋に挟まれたのが、トアウエストと呼ばれるエリアです。高級ブランドが立ち並ぶ旧居留地のハイファッションエリアに対して、ここは若者を対象としたカジュアルエリア。個性的なオーナーズショップが集積している「衣」「食」をカジュアルに楽しめる街。大手資本の繁華街ではない雑居ビルが立ち並ぶどこにでもあるような都会の一角から自然発生的出来上がったところがおもしろさを醸し出しています。


 まずトアロードを山側に歩くこと5分。左手にヴィレッジ・ヴァンガードというお店が見えてきます。そのお店を左に曲がれば、そこはもうトアウェスト!入っていくと、中心にあるランドマーク的な建物、クロ二クス・ワークスのビルが姿を現します。

クロニクス・ワークスのビル

 入り口には、大きなオリーブの木。その後ろのサンルームみたいなのがカフェになっています。写真に収めると単なる雑居ビルですが、遊び心溢れる手作り感満載の建物です。
クロ二クス・ワークスのビルには、一階が服屋(モダナーク)とカフェ(モダナーク・パーム・カフェ)があり、2階~3階には、洋服や雑貨のお店(ジャンク・ショップ)あります。

1F モダナーク(洋服や生活雑貨のお店)

 モダナークのコンセプトは、ナチュラルでシンプル。飽きがこなくて、いくつなってもずっと大切に使い続けられるものを集めたそうです。沢山の雑貨がありましたが、一つ一つに個性があり、際立っていました。見ているだけでも楽しいです♪

1F モダナーク・パーム・カフェ

 モダナークカフェのおススメは《期間限定》のカボチャのチーズケーキ。ヘルシーで体に優しい玄米や野菜を中心とした手作りの食事や食材があり、女子はとてもうれしい。次は、期間限定のスウィーツ食べに行きます。実際に使っている玄米や新米も販売しているそうなので、みんなチェック☑

2〜3階 JUNK SHOP


 海外に来たような雰囲気が漂っていました。さすが神戸!海外からのブランドも多数あり、値段もお手頃でトアウェストに来たら行くこと間違いなし!


個性溢れるトアウエストのショップたち

どんなわたしに変身させてくれるのか 

オレンジな窓枠とトルソー

天気のいい日はオープンカフェも

「純喫茶」昭和の味わい

有名な古本屋さん「ざっくばらんなトンカ書店」

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コラム「トアってナニ?」 
 さて、トアウエストという名称ですが、これは地名でもなくてこのエリアに店を構えた人たちが勝手につけたなんちゃってネームです。ウエストは西、つまりトアロードの西にあるからトアウエスト。
 トアロードについて述べます。1868年に外国人が住んだり商いを営む場所として外国人居留地(今の旧居留地)ができました。また、外国人が住むことができる場所として雑居地が設けられ、山手の雑居地と外国人居留地を結ぶ道が整備されました。それがトアロードです。この道を外人さんたちは登ったり降ったりしていたんですね。その昔、外人さんたち御用達の店とか、外人さんたちが持ち込んだおもしろいものを売るお店とかができて、この坂道は賑わったんでしょうね。
 そう、トアロードのトアは、今から百年ほど前、トアロードの北端にトアホテルというたいそう立派なホテルがありました。それに由来するという説があります。
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 神戸には何度も訪れていますが、今までトアウェストを知らなかったことが残念と思うくらいトアウェストの街並みは、外国を味わえたり、昔の日本を味わえたり、どこのお店にも個性があふれていました。あなたも新しいマイブームを探しにトアウェストへGO!

取材:高松 美空